ざるそばのつゆも美味しい、毎日食べたい。お店はSOBAR屋BOSWAIN。
「いらっしゃーい。どうぞ〜。右手カウンター一番奥があいてまーす。」
いつも元気で気持ち良く迎えてくれるお店をきりもみしてる女性の声。
待たずに座れる時もあります。いつもは12時5分くらいに行くと、外で並んで待つことも。待っても、食べたい、毎日食べたい、生まれて初めてそう思ったお店です。
でも、混んでる時も、お店のお手伝いの人が注文を外に聞きに来てくれて、席が空いたら、あまり待つことなく食べることができる気遣いマックスのありがたいお店です。
そんな素敵で、おもてなしも美味しいお店を紹介します。
- おいしさの秘密
- 営業時間とランチメニュー
- お店どこにある?
- 晴れた日は待ち時間に至福の一服
- そばだけを食べるようになったわけは
- 小粋なサービス
- 揚げて、盛って、刻んで、速聴(?)の厨房
- お店の方たち
- まとめ
おいしさの秘密
主役の「そば」と「そばつゆ」。名脇役の「ネギ」と「わさび」。
そばつゆは濃すぎず、薄すぎず、何とも丁度良い絶妙の濃さ。いつも、わさびもネギも全部入れて、少しかき混ぜて、箸でひとつまみしたそばにたっぷりの海苔を絡めて沈め、程良く絡めたものを一口、ずっ、ずぅ〜。うまい〜。適度なコシの歯ごたえ。
わさびをつゆに入れてしまうのは邪道だと言われそうですが、こうしても美味しいし、そばに少しつけても美味しいです。どうやっても美味しいんです。
そばの水切り具合も抜群で、そばつゆに何回か入れて食べても終わるまで適度な濃さのまま味わえます。
そば湯もいただけますが、いつも食べ終わり、そばつゆの底に残ったワサビが、少しツンとしつつ最後の一滴まで飲み干したあとにお茶替わりに飲んでいます。
器を残し、完全食という感じ。量も適量で、少しあとを引くくらいが美味しさの頂点かも、とか感じつつお会計へ、650円也(税込み)です。
営業時間とランチメニュー
ランチメニューの時間は11:30〜15:00(月〜金) ラストオーダーは14:30ですね。
おそばとかつ丼とか、一緒に食べたいという方向けに、セットメニューで1,000円でいただけます。
お店どこにある?
横浜駅東口の階段を上がりでると、右手に中央郵便局、左手に崎陽軒のビルがあります。
この崎陽軒のビルと中央郵便局の間の道を右手に進みますと、万里橋という橋に出ますので、渡ってください。最初の横断歩道を渡ってすぐのところです。渡り切ったところの裏手にまわってすぐ角のところです。
<住所>
神奈川県横浜市西区高島2-10-24
晴れた日は待ち時間に至福の一服
晴れた日はやわらかな日差しの中で一服して待つのもいい感じ!
そばだけを食べるようになったわけは
最初は100円で、芋天とか、マイタケとか天ぷらも一緒に付けて注文してましたが、ある時、そばの美味しさがわかってから、天ぷらも勿論、美味しいけれど、そばそのものを味わいたいと思って、そばだけをシンプルに食べるようになりました。
なぜかというと、美味しいものとか、楽しいことが複数あると目移りとかして、欲張り過ぎて、一つのものに集中できず、その一つの美味しさなり、楽しさなりが半減してしまうような感じを抱いてしまったからです。
こんなに、お蕎麦も天ぷらもそれぞれ美味しいのに、分散しちゃったら、勿体なさすぎる…。でもたまにセットも食べたりしますから、矛盾してますね。人間だもの、あいだみつをって感じです。勿論てんぷらも何もみんな美味しいです。
小粋なサービス
雨の日も、ちょっとうれしいサービス券。一枚で天ぷら一品サービスです。
雨の日ってちょっと憂鬱じゃないですか。まして冬場の寒い時には。お昼休みも外に出るのはちょっと…とためらいがちになりますが、こんなお気遣いは嬉しいものです。
裏面が地図入りのものとかもありました。多分地図入りは前のものじゃないかな?
最初はざるそば食べる時に使ってたんですが、先述の理由からため込んでしまいました。でもよく考えたら私が使わないでためてしまうと、新しい人に配る券を印刷しなければならないなぁと気づきました。ごめんなさい。
19枚もため込んでしまいました。(-_-;)
※追記です。
先日お店にお邪魔した際にビンテージ(?)サービス券をいただきました!
昔、むかし使われていたとのことです。嬉しい!
「ダーツバー」の文字が…。まだまだソバーヤボースンさんの知らない世界が展開している?(していた?)ようです。お仕事の邪魔しないように聞いてみようと思います。
揚げて、盛って、刻んで、速聴(?)の厨房
冒頭の素敵な女性が、厨房の達人たちへ、「○○、△△、カツカレー、あり(福神漬けのこと)、ご飯少な目…、何とか熱そば、…すぐ作ってください…、」○○とか△△はお客さんからの注文メニューです。伝票を厨房前のひさしっぽいところに沢山留めてあります。
こんなにマシンガンのように早口でいっぱい言われても厨房のお二人は調理に超集中してます。今言われたことを覚えているのでしょうか。速聴でしょうか?
到底人間技とは思えません。
厨房の達人お二方はプロゲーマーのような素早さで、油物をあげたり、どんぶりに入れたり、あまりの凄さに、つい聞いたことがあります。「どうしたらそんなに早くいろいろできるんですかっ?!」
一言「慣れです」。とバッサリ。とはいえ、到底真似などできるわけない凄い才能だと思います。憧れです。ちなみに最近聞いたところによると、この答えていただいた方がオーナーだということでした。
お店の方たち
こんな素敵なお店ですが、超多忙のお店をきりもみしている方たちの関係は?
皆さん特にご家族ではないということですが、息もぴったりで、家族以上の素敵な関係ですね。
お店きりもみの素敵な女性:
雨の日も晴れの日もいつも元気な掛け声で、もてなしてくれてますが、細かいお気遣いもしていただける素敵な方です。いつもありがとうございます!
調理の達人お二人:
凄い調理の達人であるとともに優しくて人柄の良さがダシになっちゃうんじゃないかと思うくらい滲み出ているお二方です。お一人は当店のオーナーの方です。
お手伝いの方:
優しくて親切な気遣いのある男性と女性です。超多忙のお昼時にいつも大変お世話になっております。これからもよろしくお願いします。
まとめ
今回はざるそばを紹介しましたが、食レポなどしたことないので、美味しさの秘密などと書きはしましたが、わかりはしません。いくら理屈をこねても意味は無いですね。とにかく食べて美味しさを感じる、その一言です。美術鑑賞と一緒です。私にとって、もはや芸術化したそばを理屈抜きで味わっているだけです。
当店は毎日お客様で、お昼時はいっぱいです。そしていろんな大量の注文が、目の前を飛び交っています。たまに耳から入った「カツカレーっ…」が舌に落ちてきて、やっぱりカツカレーにしとけばよかったかなどと、邪念が…。
お店大忙しのお昼が物語るように、一度足を運んでいただいて、好き嫌いが無いことを条件に、目をつむってメニューを指さして注文しても、何がこようと美味しい、そんなお店の証拠ではないでしょうか。
最後にひとこと、前にいただいたことのあるカレーうどんも、いやいや、カツカレーもかつ丼も本当においしいです。これからは全メニュー制覇していただこうかなと思っています。
いつもご馳走様です!